日産 エクストレイルの燃費は良い? 実燃費やハイブリッド「e-POWER」の特徴も紹介
カテゴリー: 特選車
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2026/06/21
▲2022年に登場したミドルサイズSUVの日産 エクストレイル(4代目)。その燃費性能を紹介運転支援技術「プロパイロット」などを搭載し、性能の高さから人気を集める日産 エクストレイル(4代目)。
この記事では、カタログ燃費や先代・ライバル車との比較などエクストレイルの燃費性能を検証。初期費用を抑えるための経済的な買い方も紹介します。
エクストレイルの燃費をサクッとまとめ
【燃費性能】エクストレイルのWLTCモード燃費は最高19.4km/Lと良好
【実燃費】ユーザーによる実燃費は10~12km/L。ただ「高速道路は14km/L」という声も
【車種比較】燃費性能はトヨタ RAV4(5代目)ほどではないが、自動車税はエクストレイルの方が安い
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日産 エクストレイル(4代目)エクストレイルのカタログ燃費は最高19.4km/L
4代目エクストレイルのパワートレインは、発電用の1.5Lエンジンに駆動用モーターを組み合わせた、日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」が設定されています。
グレードは「S」「X」「G」の3種類で、それぞれに2WDと4WD(e-4ORCE)が設定。Xには2列シート車だけでなく3列シート車も用意されており、WLTCモード燃費は次のとおりです。
| グレード | シート列数 | 駆動方式 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|---|
| S/X/G | 2列 | 2WD | 19.4km/L |
| 4WD | 18.1km/L | ||
| X | 3列 | 18km/L |
| グレード | シート列数 | 駆動方式 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|---|
| S/X/G | 2列 | 2WD | 19.4km/L |
| 4WD | 18.1km/L | ||
| X | 3列 | 18km/L |
燃費性能によるグレード間の差はほとんどなく、Xの3列シート車のみ数値が異なるのは覚えておきたいポイント。いずれにせよ18~19.4km/Lというのは、ミドルクラスSUVとしてはなかなか優秀といえます。
駆動方式・シート数別に各走行モードの燃費を比較
WLTCモードには総合燃費の他、「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」という実際の走行シーンを想定した測定モードもあります。それぞれのモードを見ていきましょう。
| 駆動方式 | シート数 | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
|---|---|---|---|---|
| 2WD | 2列 | 17.9km/L | 21.1km/L | 19.1km/L |
| 4WD | 15.9km/L | 19.8km/L | 18.1km/L | |
| 3列 | 15.9km/L | 19.6km/L | 18km/L |
| 駆動方式 | シート数 | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
|---|---|---|---|---|
| 2WD | 2列 | 17.9km/L | 21.1km/L | 19.1km/L |
| 4WD | 15.9km/L | 19.8km/L | 18.1km/L | |
| 3列 | 15.9km/L | 19.6km/L | 18km/L |
最も燃費が良かったのは郊外モード。2WDで21.1km/Lと高い値をマークしています。逆に、ストップ&ゴーの多い市街地モードは不得手でした。
それでも各数値が優秀であることには変わりありません。街乗りだけでなく、遠出にも積極的に使いたくなる優れた燃費性能といえそうです。
エクストレイルは前期型の方が低燃費
4代目エクストレイルは2025年9月の改良を機に前期型と後期型に分かれます。後期型はデザインが変更され、日産車として国内初となる「Googleビルトイン」というインフォテインメントシステムなども採用されました。
▲ 2022年7月~2025年8月まで生産された、4代目エクストレイルの前期型結果、前期型と後期型では燃費性能に若干の差が見られます。
| グレード | シート列数 | 駆動方式 | 前期型 | 後期型 |
|---|---|---|---|---|
| S/X/G | 2列 | 2WD | 19.7km/L | 19.4km/L |
| 4WD | 18.4km/L | 18.1km/L | ||
| X | 3列 | 18.3km/L | 18km/L |
| グレード | シート列数 | 駆動方式 | 前期型 | 後期型 |
|---|---|---|---|---|
| S/X/G | 2列 | 2WD | 19.7km/L | 19.4km/L |
| 4WD | 18.4km/L | 18.1km/L | ||
| X | 3列 | 18.3km/L | 18km/L |
このように前期型の方がWLTCモードで0.3km/Lほど低燃費となっています。
デザインの変更にともなう全長の変化(4660mm→4690mm)や装備の変更などが要因と考えられますが、実際の走行で意識するような差ではないでしょう。
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日産 エクストレイル(4代目) × 2022年7月~2025年8月エクストレイルの燃費を現行型(4代目)と先代(3代目)で比較
続いては、先代となる3代目と比べてみましょう。
▲2013年12月~2022年6月まで生産されていた3代目エクストレイル。3代目は「e-POWER」とは異なるハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」を搭載比較するのは、新車販売されている4代目の現行モデルと3代目の最終モデル。ともにスタンダードなグレードのハイブリッド車です。
| 世代 | グレード | 駆動方式 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|---|
| 現行・4代目 | X | 2WD | 19.4km/L |
| 4WD | 18.1km/L | ||
| 先代・3代目 | 20Xi ハイブリッド | 2WD | 15km/L |
| 4WD | 13.8km/L |
| 世代 | グレード | 駆動方式 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|---|
| 現行・4代目 | X | 2WD | 19.4km/L |
| 4WD | 18.1km/L | ||
| 先代・3代目 | 20Xi ハイブリッド | 2WD | 15km/L |
| 4WD | 13.8km/L |
3代目は当時としては高い燃費性能を誇りましたが、最新の「e-POWER」を搭載する4代目が燃費を大きく伸ばしています。
エクストレイルの実燃費は? 購入者のクチコミを紹介
ここからは、4代目エクストレイルの実燃費をチェックしてみましょう。
以下は、カーセンサー内のクチコミ評価ページに寄せられた購入者の実燃費です。
| 投稿者 | エリア | グレード | 実燃費 |
|---|---|---|---|
| ルネッサ2000GTターボさん | 東京都 | X e-4ORCE | 12km/L |
| 平社員さん | 静岡県 | X 90周年記念車 | 10km/L |
| 投稿者 | エリア | グレード | 実燃費 |
|---|---|---|---|
| ルネッサ2000GTターボさん | 東京都 | X e-4ORCE | 12km/L |
| 平社員さん | 静岡県 | X 90周年記念車 | 10km/L |
WLTCモード燃費と若干の乖離が見られますが、これは使い方による違いかもしれません。
実際、平社員さんは「高速道路では14km/Lくらい」とコメントしており、シーンによっては燃費がより伸びるでしょう。

著者・ハシモトタカシルネッサ2000GTターボさんは「この巨体でエアコンつけて渋滞の街乗り12kmなら全く問題ではない」と前向きに捉えており、満足しているようでした。
エクストレイルの燃費をアウトランダー、RAV4と比較
4代目エクストレイルは他と比べて低燃費なのか、同じミドルサイズSUVの三菱 アウトランダー(3代目) 、トヨタ RAV4(5代目 ※国内)と比べてみましょう。
アウトランダーとRAV4は4WDのみなので、4WDの最も低燃費グレードで比較しました。
| 車種 | パワートレイン | グレード | 燃費 |
|---|---|---|---|
| エクストレイル(4代目) | 1.5Lハイブリッド | X | 18.1km/L |
| アウトランダー(3代目) | 2.4Lプラグインハイブリッド | M | 17.6km/L |
| RAV4(5代目) | 2.5Lハイブリッド | アドベンチャー | 22.9km/L |
| 車種 | パワートレイン | グレード | 燃費 |
|---|---|---|---|
| エクストレイル(4代目) | 1.5Lハイブリッド | X | 18.1km/L |
| アウトランダー(3代目) | 2.4Lプラグインハイブリッド | M | 17.6km/L |
| RAV4(5代目) | 2.5Lハイブリッド | アドベンチャー | 22.9km/L |
エクストレイルの燃費性能はアウトランダーより優れているものの、2025年12月に登場した最新のRAV4には及んでいません。
▲アウトランダー(左)とRAV4(右)。どちらもアウトドア・ユースを見据えており、エクストレイルと似通ったキャラクターとなっている▼検索条件
三菱 アウトランダー(3代目)▼検索条件
トヨタ RAV4(5代目)ただ、維持費ではエクストレイルが優位です。
自動車税は排気量によって金額が変わりますが、2.5Lエンジンを搭載するRAV4に対し、エクストレイルは1.5Lエンジン。エクストレイルは自動車税がRAV4より1万3000円安いのです。
RAV4でこの差額を燃料代で埋めようとすると、ガソリン価格が170円の場合、年間で約6600km以上走る必要があります。年間走行距離は5000~6000kmが一般的なので、エクストレイルの方が維持費を抑えられるかもしれません。

ハシモトタカシエクストレイルは燃費に優れる2WDも用意されています。こちらを選べば燃費差が縮まるので、より維持費の面では有利でしょう。
購入費用を賢く節約! エクストレイルの中古車が経済的
燃費が良くランニングコストを抑えられるエクストレイルですが、中古車なら購入費用も抑えることができます。
2026年5月における中古車の平均総額は約387.8万円。流通量は約680台とそこそこあるので、自分にピッタリの1台も探しやすいでしょう。
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日産 エクストレイル(4代目)オススメの選び方①:コスパを優先するなら前期型の「X」系
▲中間グレードのXでは、3列シート車を探すこともできるのが特徴コスパを優先するなら前期型の「X」グレード系がオススメです。
価格だけならエントリーグレードの「S」も候補ですが、流通数が少なめ。日産の誇る運転支援システム「プロパイロット」は中間グレードのX以上に標準装備されているのもポイントです。
買った後の満足度までを考えれば、Xおよび「X e-4ORCE」を選んでおけば間違いないと言えるでしょう。
中古車の流通台数は約100台で、価格帯は総額で約235万~約465万円。ボリュームゾーンは総額300万~350万円ですが、総額290万円前後から走行距離4万km以下の物件を探すことができます。
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日産 エクストレイル(4代目)× 2022年7月~2025年8月 × X & X e-4ORCEオススメの選び方②:ドライブや遊びを楽しみたいなら前期型の「G e-4ORCE」
▲G e-4ORCEは精悍な印象。シーケンシャルターン機能付きシグネチャーLEDポジションランプや19インチアルミホイールを装備遠出やキャンプ、ウインタースポーツも満喫したいという方には上級グレード「G e-4ORCE」がイチオシです。
Gグレードは「NissanConnectナビゲーションシステム」やワイヤレス充電器、1500Wまで対応したAC100V電源などを採用しているため、ドライブ中の充電だけでなく、キャンプ時などにちょっとした家電を使えるのでレジャーの幅が広がるでしょう。
▲ヘッドアップディスプレイやインテリジェントルームミラーの他、テーラーフィット素材のパワーシートなどを採用し、上質な雰囲気に中古車の流通台数は約420台で、価格帯は総額で約220万~約550万円。ボリュームゾーンは総額350万~440万円に集中していますが、総額325万円前後から走行距離5万km以下の物件を探すことができます。
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日産 エクストレイル(4代目) × 2022年7月~2025年8月× G e-4ORCE系オススメの選び方③:個性と上質さを求めるなら「オーテック」
▲日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が手がけるカスタマイズグレード「オーテック」。専用デザインで上質さを高めている個性や上質さも妥協したくないユーザーには「オーテック」系がベストでしょう。
Xをベースとした「オーテック」の他、Gグレードベースの「オーテック アドバンスドパッケージ」や走行性能も高めた「スポーツスペック」などが用意されています。
エクステリアでは、専用のフロントグリルや20インチアルミホイール、メタル調の専用パーツを装備。標準車とは異なるプレミアムな雰囲気が漂っているのが魅力です。
▲インテリアではイメージカラーであるブルーのステッチをあしらい、キルティング加工が施された本革シートなどを備える中古車の流通台数は約50台。価格帯は総額で約260万~520万円と、他グレードよりも若干お高め。ボリュームゾーンは総額350万~450万円ですが、総額330万円前後から走行距離5万km以下の物件を探せます。
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日産 エクストレイル(4代目)× オーテック系▼検索条件
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自動車ライター
ハシモトタカシ
大学時代はプロダクトデザインを専攻する傍ら、自動車系ニュースサイトで学生記者としてアルバイト。卒業後は大手自動車ポータルサイトに入社し、広告営業・編集者として約10年間コンテンツ制作に従事し独立。愛車でサーキット走行に興じる傍ら、車3台・バイクを3台を所有し大型免許も保有する無類の乗り物好き。